Tig溶接の仮付けで電圧を高く設定する理由とその効果
Tig溶接をやっていると、仮付けのときにどう設定すればいいのか迷うことってありますよね。特に電圧の設定については、「本付けと同じでいいのかな?」とか「低めの方が安全?」なんて思う人も多いかもしれません。でも実は、仮付けのときこそ電圧を少し高めに設定するのがポイントなんです。今回はその理由と、実際にどういう効果があるのかについて、ちょっとラフな感じでお話ししていきます。
まず、仮付けっていうのは本付けの前段階で、部材同士を軽く固定する作業ですよね。ここでしっかりとした仮付けができていないと、本付けのときにズレたり、歪んだりしてしまう原因になります。だからこそ、仮付けといえども、ある程度の強度と安定性が求められるんです。そこで重要になってくるのが、電圧の設定。電圧を高めにすることで、アークが安定しやすくなり、しっかりとした溶け込みが得られるんですよ。
さらに、電圧が高いとアークの長さが少し長くなって、作業者としても視界が確保しやすくなります。これって地味にありがたいポイントで、特に細かい作業や狭い場所での仮付けでは、アークの見えやすさが作業の正確さに直結します。もちろん、電圧を上げすぎるとスパッタが増えたり、母材を傷めたりするリスクもあるので、そこはバランスが大事。でも、仮付けのときは短時間で済むことが多いので、多少高めでも問題ないケースが多いんです。
また、電圧を高めに設定することで、仮付けのスピードも上がります。アークがしっかり出てくれるので、迷いなくサッと点付けできるんですよね。これが低電圧だと、アークが不安定で「ちゃんと溶け込んでるかな?」って不安になって、つい時間がかかってしまうことも。作業効率を考えると、やっぱり高めの電圧設定はメリットが大きいです。
とはいえ、すべての場面で高電圧が正解というわけではありません。母材の厚みや材質、作業環境によって最適な設定は変わってきます。だからこそ、実際に何度か試してみて、自分の感覚に合った電圧を見つけるのが一番です。Tig溶接は繊細な作業だからこそ、ちょっとした設定の違いが仕上がりに大きく影響します。仮付けだからといって手を抜かず、むしろ丁寧に、そして効率よく進めるためにも、電圧設定にはぜひこだわってみてくださいね。

