黒皮金属の溶接!

2026.02.05

黒皮金属の溶接における前処理の重要性と最適な方法

黒皮金属の溶接って、ちょっとクセがあるんですよね。見た目は黒くてカッコいいし、表面が酸化皮膜で覆われているからサビにくいっていうメリットもあるんだけど、いざ溶接しようとすると、なかなかうまくいかないことが多いんです。実はその原因のひとつが、溶接前の前処理をちゃんとしていないことだったりします。

黒皮って、製造過程で高温加熱されたあとに自然冷却されることでできる酸化皮膜なんですけど、この皮膜が溶接の邪魔をするんですよ。具体的には、アークが安定しなかったり、溶接ビードが汚くなったり、最悪の場合は溶接不良を引き起こすこともあります。だから、溶接前にこの黒皮をしっかり取り除くことがめちゃくちゃ大事なんです。

じゃあ、どうやって黒皮を取るのがベストなのかって話になるんですが、方法はいくつかあります。まず一番手軽なのがグラインダーを使う方法。ディスクグラインダーにワイヤーブラシやフラップディスクを取り付けて、溶接する部分の黒皮を削り取るんです。これなら家庭用の工具でもできるし、作業時間もそんなにかからない。ただし、削りすぎると母材を傷つけちゃうこともあるので、力加減には注意が必要です。

もうひとつの方法はサンドブラスト。これはエアーで砂を吹き付けて表面を削る方法で、広い面積を一気に処理したいときに便利です。ただし、専用の機械が必要になるので、個人でやるにはちょっとハードルが高いかもしれません。工場やプロの現場ではよく使われている方法ですね。

それから、化学的な方法もあります。酸洗いと呼ばれるやり方で、酸性の液体に金属を浸して黒皮を溶かすんです。これも効果は高いんですが、取り扱いが難しいし、廃液の処理も考えなきゃいけないので、あまり一般的ではないかもしれません。

どの方法を選ぶにしても、共通して言えるのは「溶接する部分だけでもしっかり黒皮を落とすこと」が大切ってこと。見た目はちょっとくらい黒くてもいいやって思うかもしれませんが、溶接の品質を考えると、前処理をサボるのは絶対にNGです。

結局のところ、黒皮金属の溶接を成功させるには、前処理がすべてと言っても過言じゃないんですよね。ちょっと手間はかかるけど、そのひと手間が仕上がりに大きく影響するので、ぜひ丁寧にやってみてください。

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